3月26日。昨晩遅くに石田師範がプラグコード関連の問題を解決し、作業開始から約1年半を経て、ようやくエンジンまわりの整備に目処がつきました。今日作業時間として確保できたのは、午前10時ころからわずか1時間程度のみではありますが、ついに念願のイグニッションオンの瞬間です。
午前10時14分に作業をスタート、10時半頃にはハイオク20リッターをフロントのタンクに注ぎ入れます。アクセサリーON、燃料ポンプの作動音が鳴り、ほどなくエンジンルームに設置したスケルトンタイプのフューエルフィルターには、勢い良くガソリンが流れ込む様が見えてきます。そして燃料はキャブのフロート室へ。準備は整いました。念願のイグニッションオン。キーを捻るのはもちろん師範。
「カチッ」
「……」
「カチッ」
「……」
「カチッ、カチッ」
「………」
師範、「Why?」と一言。キーを捻れど捻れど、セルモーターのあたりからカチカチという鋭い音が鳴り響いては消えるだけ。これを確認したところで、今日の作業はタイムアウト。回らないスタータモーター
。明日以降これを解決していかなければ。本番まで残り2日。頑張ります!